妊娠中に親戚や友人の結婚式・2次会に招待された時は、ぜひお祝いに参加したいですよね。
そもそも妊娠中に参加してもいいの?
返信はがきに妊娠中と書くべき?
妊娠中は結婚式・2次会で注意すべきことがあるかな?
マタニティー用のドレスを選ぶべき?
妊娠後期はいつ頃まで参加できるの?
など、妊娠中の結婚式・披露宴・2次会参加での注意点についてまとめてみました。
・あらかじめ『妊娠◯ヶ月』ということを伝えよう
・身体を締め付けないゆったりとしたドレスを選ぼう
・妊娠中NG料理は食べない、アルコール飲料は避けよう
・遠方での結婚式参加は休憩をはさみつつ、いつもより余裕をもって移動しよう
・お腹の赤ちゃん、ママの身体が最優先。無理は絶対禁物!
Contents
結婚式のお知らせがきたら
友人や親戚の結婚式に招待されたら、妊娠中でもお祝いに参列したいところ。
特に妊娠後期で経過が順調だと、行けるかもしれないという気分になりますね。
しかし普段の慣れた通勤ならともかく、妊娠中の旅行はさまざまな危険が予測できます。
さらに遠方の会場、一人旅ともなると、不安要素が増えていき、どうすればいいか悩みますよね。
参加できるか自分の身体と相談しよう
まずは、自分の体調が良く、妊娠経過が順調でることが第一。
そして、比較的参加しやすい条件が揃っていれば、注意しながら参加することもできるかと思います。
・妊娠経過が順調である
・かかりつけ医師に相談しOKをもらっている
・会場が家から近場
・会場近くの産科医療が整っている
しかし遠方での結婚式なら、慎重に検討したいところです。
・遠方での結婚式
・移動が新幹線や飛行機、長距離バスなど
・かかりつけの医師から指摘事項がある
長時間の移動は妊婦さんの体に大きな負担をかけ、いつ体調が急変してもおかしくありません。
現地の病院に駆け込んでも、産科医は妊娠の経過を知らないので、対処が難しくなったり取り返しのつかないことにもなりかねません。
油断せずに様々な条件を考えて、出席/欠席を判断しましょう。
妊娠中に3回結婚式に招待され、2回参加しました。
・妊娠5ヶ月頃にあった披露宴は出席しました
・妊娠7ヶ月頃にあった結婚式、披露宴は出席しました
・妊娠9ヶ月はじめにあった1.5次会は遠方だったため欠席しました
最初の2回の結婚式は同じ関西県内で移動しやすく、安定期だったこともあり参加できました。
しかし、妊娠後期の結婚式は会場が東京、さらに産婦人科医から「お腹がはりやすく切迫早産気味」と言われ、不安要素も多かったため欠席することになりました。
ギリギリまで出欠は考えてくれてOKと言われていましたが、式の1ヶ月半前には欠席の連絡をし、夫だけ参加しました。(同じ会社の同期だったので夫婦で呼ばれていました)
電話・メール・返信はがきなどで妊娠中と伝えよう
妊娠経過が順調で、医師からも指摘事項がないなど、出席できると判断できれば参加の返信をしましょう。
・現在妊娠中であることを伝えよう
・結婚式当日の妊娠時期も一緒に伝えてあげよう
欠席の場合は、妊娠中でどうしても行けないこと、2人の幸せを願っていることを伝えましょう。
また、欠席の場合はお祝いのみ後から贈っても喜ばれると思いますので検討してみましょう。
受付や2次会の幹事など頼まれた場合
披露宴の受付や、2次会の幹事などを頼まれた場合は、簡単に引き受けず自分の身体と相談して決めましょう。
受付は長時間立つこと、冷えやすいことを念頭に入れておいてください。
また、2次会の幹事も当日までに準備することは多いので、自分が妊娠中であるということを忘れず身体に負担がかからないように十分注意してくださいね。
妊娠発覚前に親友の結婚式の連絡がきて、2次会の幹事を頼まれました。
もちろん引き受けましたが、その後妊娠しすぐに妊娠悪阻になってしまいました。
友人には事情を説明し最初のデータ管理など得意な分野のみお手伝いをしましたが、定期的にある幹事の集まりや準備に初回しか参加できず迷惑をかけてしまいました。
安定期に入ったので披露宴には参加できましたが、夜から始まる2次会には参加できず役に立たなかったので申し訳なく感じました。
披露宴でご祝儀を包みましたが、後から友人には結婚式のお祝いと引越し祝いを贈り、他の幹事の方にも式当日にお詫びの品(お菓子)を渡しました。
結婚式当日までの準備
妊娠時期に合わせたドレスを選ぼう
・妊娠中は身体を締め付けないドレスを選ぼう
・肌が敏感なため着心地の良さを重視したドレスを選ぼう
特に妊娠中期〜後期はお腹が大きくなってくるので、身体を締め付けないゆったりしたマタニティードレスでおしゃれを楽しめるといいですね。
妊娠時期だけにドレスを購入するのはもったいない。
マタニティードレスは可愛いものを探すのが大変。
そんな声が聞こえてきそうですが、そんなあなたにはレンタルがオススメです。
レンタルドレスでも、可愛くておしゃれなドレスがそろっており、購入するより安く、クリーニングも不要です。
妊娠初期・中期・後期に合わせたドレス選びについて、またレンタルドレスについて詳しく知りたい方は以下の関連リンクにまとめていますので、こちらからチェックしてください。
妊娠中のお呼ばれドレスはレンタルしよう|妊娠中でも着れる&おしゃれが叶うレンタルドレスショップ紹介
持ち物や移動手段を事前にしっかり確認しよう
持ち物や移動手段を事前に準備万端にしておきましょう。
妊娠中ならではの持ち物はこちらです。
・母子手帳、保険証、かかりつけ医院の診察券
・冷え対策用のストールや羽織もの
可能であれば、ドレスは会場で着替えるようにして行き帰りは私服にすると、身体への負担が少し軽減されます。
会場に自由に着替えができる個室があるか、事前に確認しておくと安心ですよ。
長距離で移動をする妊婦さんは身体に負担がかかりやすいです。
妊娠後期に新幹線や飛行機に乗って長距離移動をする場合は、事前に以下の点に注意しておきましょう。
・必ずかかりつけの医師に相談する
・会場近くに産婦人科医院があるか確認する
・体調が急変する可能性もあるので、できれば家族に付き添いをお願いする
体調をできるだけ整えておこう
妊娠中は普通に生活していても、つわり、息苦しさやほてり、免疫力の低下、お腹のはりや気持ちの浮き沈みなど、身体や心をうまくコントロールできず大変ですよね。
外出時はマスクをつける、栄養バランスのよい食事を摂る、ストレスをためないなど、身体と心に余裕を持ってリラックスして過ごすよう心がけましょう。
結婚式・披露宴当日での注意点
冷え対策は万全に
式場や披露宴会場は着物やタキシードを着ている人でも快適に過ごせるよう会場内の設定温度は低めになっている可能性があります。
腕や足が出ている薄手のドレスでは、身体が冷えてしまいます。
妊娠中は特に冷えには注意が必要なので、ブランケットやストール、ジャケットなど一枚羽織れたりヒザにかけるようにしましょう。
私は冷え対策に大きめのストールを準備して披露宴に参加しています。
でも返信はがきに妊娠中と書いていたため、私の席にはあらかじめブランケットとクッションが用意されていました。
おかけで身体への負荷が少なく、快適に過ごさせてもらい感謝しました。
妊娠中NGな食材や飲料に注意
妊娠中はお腹の赤ちゃんのために生モノやカフェイン、アルコールの摂取は控える必要があります。
前菜でサーモンや生ハム、チーズなどがでてきたら、我慢して残しましょう。
また、メインのお肉は赤みが残っていると胎児の脳に異常をきたすトキソプラズマに感染する可能性があるので要注意です。
式場のスタッフさんにあらかじめ「妊娠中のため、お手数おかけしますがしっかり赤みがないように焼いてください」と伝えましょう。
アルコールも控え、また食後の飲み物もカフェインが入っていないものを頼みましょう。
カフェインは人によりますが、1日1〜2杯ならOKとしている妊婦さんもいらっしゃるかと思いますので、自分のルールに合わせて楽しんでくださいね。
妊娠中のNG食材・調理法について詳しく知りたい方は以下の関連リンクにまとめていますので、こちらからチェックしてください。
妊娠中注意すべき食べ物まとめ|生肉・生魚・生卵・チーズ・ハーブは食べてもいいの?
妊娠中の長距離移動での注意点
妊娠中はお腹の中で赤ちゃんを育てる大事な期間です。
自分が思っている以上に身体に負担がかかり、疲れやすく体調が急変する可能性もあるため、決して無理をしないようにしてください。
妊娠後期に新幹線や飛行機に乗って長距離移動をする場合は、以下の点に気をつけましょう。
・座りっぱなし、立ちっぱなしにならないようにする
・移動の途中で休憩をはさむ
・疲れたり体調の異変を感じたらすぐに休む
妊娠中に同じ体勢を続けていると、お腹がはったり、むくんだりすることがあります。
血流を良くするため、少し歩くなど身体を動かしてみてください。
急な体調不良などで欠席になる場合
妊娠中はいつ何が起こるか分かりません。
突然体調が悪くなってしまったり、切迫流産・切迫早産など妊娠経過での指摘が入ることもあります。
そんな時も、やはり自分の身体とお腹の赤ちゃんを守ることを第一優先してください。
席を1席空けることになって申し訳なく思うかもしれませんが、当日無理をして参加した結果倒れてしまったり流産・早産になってしまうほうがまわりの人達にも多大な迷惑をかけてしまいます。
参加できないと分かったら早急に欠席の連絡をいれましょう。
・早急に欠席の連絡をいれる(電話で連絡後メールでもお詫びする)
・入院や絶対安静にする必要があるなど理由を伝えられるなら伝える
・ご祝儀は結婚式までに当日贈る予定だった半額〜全額をおくる
結婚式というお祝い事を欠席するのですから、本当は直接会って欠席のお詫びをするのが一番ですが、相手が遠方であったり入院、絶対安静など動ける状態でなければ電話でお詫びをするようにしましょう。
また結婚式の披露宴の食事や引出物などは、会場によっても違いますが、一般的に式の10~20日前くらいからキャンセル料が必要となってきます。
キャンセル料は新郎新婦の負担になってしまうため、マナーとしてご祝儀は贈るようにしましょう。
・一般的に、結婚式の直前にキャンセルした場合は、出席した場合と同額
・式の2週間位前までにキャンセルした場合は、ご祝儀は出席した場合の半額程度
・渡し方は、結婚式が終わった後直接新郎新婦に渡すのが基本
・遠く離れていたり、都合が合わず会えない場合は、現金書留郵便で送る
・お詫びとお祝いのメッセージを同封する
まとめ
友人や親戚のハレの日はぜひともお祝いしてあげたいですよね。
注意点に気をつければ、不安要素を解決して妊娠中でも楽しく参加することができます。
ただし、お祝いしたいからと言って無理に参加するようなことだけは絶対に避けましょう。
式場や披露宴会場先で倒れてしまうとたくさんの人に迷惑をかけてしまい、後悔することになってしまいます。
お腹の赤ちゃんと自分の身体を最優先し、体調が優れない場合は欠席することも大人のマナーではないでしょうか。
妊娠中でも楽しくお祝いの席に参加できるといいですね。
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