妊活は妊娠しないな〜と不安になると、終わりが見えないマラソンのように感じる時がありますよね。私も妊活7ヶ月の頃、なかなか赤ちゃんが来てくれないなと不安を感じはじめ、妊活をはじめて11ヶ月目に夫婦で不妊検査を受けました。
ここでは本格的な不妊治療についてではなく、まずはじめに受けた不妊検査について体験談をふまえながらまとめてみました。
・不妊検査は夫婦両方が受けたのが良かった
・自分に原因があるのではとモヤモヤするなら一度検査を受けてみよう
・「お互い問題ないことを確認しに行こう」と夫を誘おう
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不妊検査を受けたきっかけ
2017年1月から妊活をスタートさせた私達夫婦ですが半年以上経っても赤ちゃんを授かることはありませんでした。
何がだめなの?赤ちゃんができないのは自分たちの身体になにか問題があるからでは?と不安になりいつも悲しい気持ちでいました。
そこでお互いの身体についてもっとちゃんと検査してみようという思いから、2017年11月に夫婦で不妊検査を受けることにしました。
結果は夫婦ともに問題はありませんでした。
通院しながらタイミング法をしていきましょう!となった矢先の2018年2月に妊娠が発覚したため、本格的な不妊治療を受けたわけではありません。
日本での不妊症の定義
不妊症と定義されている内容は、結婚した夫婦が赤ちゃんを欲しいと思い、避妊を行わず一般的な夫婦生活を行っているにもかかわらず、1年以上赤ちゃんを授かる事ができない状態、とされています。
*日本産婦人科学会は2015年8月29日に2年から1年に短縮することを発表しました。
避妊を行わず一般的な夫婦生活も行っている場合、全体の80%の夫婦が1年以内に赤ちゃんを授かることができ、2年以内になると90%の夫婦が赤ちゃんを授かることができるとされています。
不妊検査を受けました
検査を受けたクリニックについて
私達は大阪にある不妊治療クリニックにて検査を受けました。女性・男性それぞれの不妊治療を行っているクリニックで、夫婦とも同じ先生に診てもらいました。
男性の不妊治療に力を入れているクリニックで、痛くないか・恥ずかしくないかなど男性への細かな配慮がされている病院でした。もちろん女性への検査、治療も同じく丁寧にしてくださいました。
私(女性)の検査内容
私が行った検査は以下の4つです。
・クラミジア検査(内分泌物採取と血液検査)
・尿検査
・基礎体温チェック
基礎体温グラフはスマホアプリからPDF化し出力してクリニックに持参しました。
超音波検査では子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無を検査します。
クラミジア検査では子宮頚管内分泌物の採取と血液検査によるクラミジア抗体を調べます。クラミジア感染症は無症状のことも多く、放置しておくと卵管の癒着・閉塞を起こし、不妊や子宮外妊娠の原因になることがあるので必要な検査となります。
夫(男性)の検査内容
夫が行った検査は以下の3つです。
・尿検査
・触診
精液検査は採取した精液、またその中の精子の状態を観察することによって、不妊につながる原因があるかどうかを判断する検査です。
専用のカップを受け取り、自宅・もしくはクリニックの近くにあるDVD試写室(クリニックによってはDVD試写できる個室が院内に設置されている場合もあるみたいです)で精液を採取し提出します。
精液検査の初回検査料金は2,000円でした。
検査を受けたがらない夫
どのご家庭でも一番むずかしいのは、パートナー(夫)に検査を受けてもらうことではないでしょうか。私の夫もなかなか検査を受けたがらず説得するのに苦労したのを覚えています。
夫はどうして検査を受けたくないのか?
不妊検査を受けてもらうために、なぜ検査をしたくないのか「理由」を知る必要がありました。夫はこの3つがネックでなかなかクリニックに行こうとしませんでした。
・検査内容がわからない
・自分に問題があるとは思っていない
・めんどくさい
私は恥ずかしいからかな?とも思ったのですが、夫いわく「マスクしてれば大丈夫」だそうです。
どうやって説得したの?
夫婦間でもかなりデリケートな内容なので、とても気を使いますよね。
私は夫の好きなw-indsの橘慶太が松浦亜弥との不妊治療をしていた話で興味を持ってもらおうと試みたり、クリニックでの検査方法を調べて説明したりと色々やってみました。
一番効果的だったのがこのひと言だったそうです。
「問題がないことを確認しに行こう」
『不妊検査』といってしまうと抵抗があるみたいなのですが『確認』という言葉にかえるだけで気持ちが軽くなるのは私も同感です。この言葉以外だったら、例えば新婚さんだと『ブライダルチェック』も良いかもしれませんね。
この言葉通り、問題がないことを確認しに行くという目的で無事夫の説得に成功しました。
検査を受けた夫の感想とその後の夫婦関係
まずは検査結果が問題ないことに安心したそうです。でも、精子を採取してクリニックに持っていくのはやっぱりめんどくさかったようです。
触診も痛くはなく、院長と2人だけ、しかもカーテンで仕切られているので恥ずかしさもさほどなかったようです。
夫からのアドバイスとしては「顔が分からないようにするためマスクは必須だ」とのことです。
検査結果は問題ありませんでしたが、夫が変わったこととしては日々の生活習慣を見直して早く寝たり、ストレスをためこまないように気をつけたり、運動量を増やしたりと自分にできることを試してくれていました。
夫婦の関係も今まで以上に結束力がわき、2人で一緒に赤ちゃんを作ろうという気持ちが高まったように感じました。排卵日前後での仲良し日にはなるべく早く帰ってきてくれたり、妊娠後もしっかり私と赤ちゃんを支えてくれました。
クリニックを探す時の注意点
私達夫婦は、もし検査で指摘があった場合どのような治療をするかを決めずにクリニックを探しました。診察してもらったクリニックは自然妊娠に拘る不妊治療を目指すという方針で、その方針に賛同できると感じたため、もし問題があったとしてもそのまま同じクリニックに通っていたと思います。
検査後は同じクリニックで不妊治療を行うため、治療方針をできれば夫婦で話し合っておくことも大事だと感じました。
・夫婦で同じ先生に診てもらえるか
・男性不妊治療に力を入れているか
・治療方針が夫婦の方針と合っているか
まとめ
現在日本の新婚カップルでは、おおよそ8組に1組は不妊症といわれています。女性の不妊症については広く知られていますが、原因の約半数は男性側にあると言われています。
最近ようやく男性の不妊症について認知度があがってきていますが、当の男性本人は「自分には関係ない」と思い込んでいることがほとんどです。
妊活で不安やモヤモヤを感じた時、夫婦で話し合うことはもちろん、私達のように問題がないかを確認することも解決につながるのではないでしょうか。
もしあなたが不安を感じたりモヤモヤ悩んでいるなら、この記事を参考にしてください。1人で悩まなず夫婦で乗り越えられるよう応援しています。
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