「里帰り出産でお世話になる実家にお礼はするもの?」
「お礼はお金を包んだほうがいいのかな?相場は?」
「お金を受け取ってもらえない場合はどうすればいい?」
「お礼はいつ渡せばいいの?」
今回はこんな悩みにお答えしていきます。
里帰り出産の時のお礼について、金額の相場や渡すタイミング、マナーなど、私が出産のために里帰りをした際に調べたお礼方法や、体験談を紹介します。
●里帰り中お世話になるのでお礼はしたほうが無難
●里帰りをした当日、夫から「妻をよろしくお願いします」とお礼の品を渡してもらう
●お礼のお金を断られたら別途プレゼントを用意してもOK
●お世話になることへの感謝の気持ちが伝わるよう家庭に合わせたお礼をしよう
Contents
里帰り出産のお礼は準備しよう
里帰り出産を考えている妊婦さんは妊娠後期になると里帰り準備を始めます。
仕事をしている妊婦さんは34週から産前休暇に入り、里帰りに向けて動き出す時期かと思います。
そこで気になるのが『里帰り先の実家にお礼を準備するの?』ということ。
里帰り先の実家にお礼は準備しよう
結婚をして別世帯になっているため、実家とはいえ礼を尽くすのは大事なマナーです。
里帰り期間は2〜4ヶ月間
里帰りは出産予定日の1〜2ヶ月前から、産後は短くても1ヶ月検診が終わるまで
数ヶ月間、食事や洗濯、掃除、赤ちゃんが生まれたら育児のサポートなど幅広くお世話になります。
また光熱費、水道代、食費などの生活費以外に、ベビー用品代などお金もかかってきますし、赤ちゃんを迎え入れるための部屋の準備などありとあらゆることを協力してもらうことになります。
自分が実家で受け入れる立場なら、感謝の気持ちを伝えてもらえると嬉しくなるだろうし、お金に関することはたとえ両親でもきちんと配慮をすることが大人として必要なことです。
里帰り出産のお礼は何を準備する?
では里帰り出産で実家へのお礼は何にすればいいでしょうか?
ご家庭によっても様々だと思いますので、夫婦で話し合うか、もしくは実母に相談するなどしてお礼を考えましょう。
・現金
・商品券
・ギフトカタログ
・食品
・商品
・手紙
現金や商品券だと実家の家計にも負担が少なく済むので、里帰りする自分自身としても気が楽になると思い私は現金を渡しました。
普段実家の家族が買わないようなめずらしい食品や少し高価な商品もお礼に向いていますね。
贈り物と一緒に感謝の気持ちを綴った手紙を添えることで、より気持ちが伝わるのでおすすめです。
お礼の相場
・2人目出産の場合1ヶ月5,000~10,000円をプラスする
里帰り前に調べた結果、一般的には1ヶ月20,000~30,000円とありました。
また、2人目の出産など、上の子供と一緒にお世話になる場合は、1ヶ月5,000~10,000円をプラスするのが一般的なようです。
日割りで1日3,000円と計算したり、現金と商品券やお米と合わせて50,000〜60,000円など、家庭によって様々なようです。
それぞれの家庭の経済状況に合った、できる範囲でのお礼の金額を家族と相談して決めましょう。
お礼を渡すタイミングやマナー
お礼を渡すタイミング
・里帰り初日が一般的でベスト
・タイミングがなければ出産を終え自宅に帰る時
・夫婦揃って挨拶する
・挨拶とお礼を渡すのはご主人にお願いする
里帰り出産のお礼を渡すタイミングも、お世話になる初日か、お世話になった後かは、各家庭によって様々です。
里帰りの初日が一般的でベストだと言われる理由としては、感謝の姿勢を先に示すことで両親(義両親)も快く受け入れてくれ、お互いが気持ちよく過ごせることができるからです。
渡すタイミングが作れなかったり、渡しそびれた際は、里帰りを終えて帰る時にお世話になった感謝の気持ちを伝える場面でお礼を渡すこともできます。
手紙と一緒にさり気なく置いていくという意見もありますが、数ヶ月お世話になったのならしっかり顔を見て感謝を伝えることが大人のマナーではないでしょうか。
お礼を渡す時は、里帰り先が実家であってもご主人のご実家でも、夫婦揃って行います。
ご主人から「お世話をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします」とご挨拶してお礼をお渡しし、感謝の気持ちを伝えましょう。
里帰り初日にご主人が仕事の都合などで不在の場合は、「○○さん(ご主人の名前)から預かってきました」と、一言添えるようにしましょう。
のし袋やのしは堅苦しくなるかも
・祝儀袋やのしは堅苦しくなるので別デザインでもOK
・イラストやメッセージ入り封筒型ののし袋がおすすめ
・のし袋を使う場合は蝶結びの水引に
・お金を包む場合は新札を用意し、丁寧に扱う
一般的には、現金や商品券をお礼として渡す場合は、祝儀袋やのしを付けるのがマナーとされています。
ご両親や義両親に対し、あまりにも堅苦しく考えすぎると他人行儀と感じてしまい、逆に寂しい思いをさせてしまうかもしれません。
今は気軽に使えるイラストやメッセージ入りの封筒型のし袋も売られているので、喜んでくれそうなデザインを選んで渡すのもおすすめです。
イラストやメッセージ入りに抵抗がある場合は、無地の封筒に「ありがとう」「感謝の気持ち」などお礼が伝わる言葉を表書きしてお渡しすることもできます。
のし袋を使う場合は、紅白の蝶結びで水引がプリントされている封筒を使います。
表書きは「御礼」や「感謝」などとして、夫婦2人の名前を書きます。
お礼として商品券や現金を入れるので、折り目のない新札や商品券を用意し丁寧に扱いましょう。
お礼の手紙例文
お礼を渡す時に添える手紙の例文
お父さん、お母さんへ
この度は、里帰り出産でお世話になります。
少ないですが、お礼の気持ちです。
ぜひお受け取りください。
これからしばらく、よろしくお願いします。
名前
実家で過ごせるのが楽しみ、お母さんのご飯が食べられるのは嬉しいなど一言添えてもいいですね。
お義父さん、お義母さんへ
この度は、出産でしばらくの間お世話になります。
少ないですが、感謝の気持ちです。
ぜひお受け取りください。
これからしばらく、どうぞよろしくお願いします。
名前
義両親宛ての手紙は難しいですが、感謝の気持ちが伝わるようシンプルにまとめましょう。
お世話になった後、改めて送る手紙の文例
お父さん、お母さんへ
出産前後の○ヶ月間、里帰り中は本当にお世話になりました。
久々にお母さんの手料理が美味しくて懐かしかったです。
出産後は昼夜を問わずサポートしてくれて、本当にありがとう。
初めての出産で不安だらけだったけど、
支えてもらえる家族が側にいてくれたので安心して過ごすことができました。
おかげで私は、心も体も休養することができたけど、
○○家のみんなには私と赤ちゃん中心の生活に協力してもらい、
昼も夜も大変な思いをさせてしまってごめんね。
でも、久しぶりに家族に甘えることができて幸せいっぱいでした。
生まれてきた赤ちゃんにもその幸せを伝えていこうと思います。
この○ヶ月のことは、一生忘れることはありません。
いろいろ助けてもらったおかげで、赤ちゃんとの生活もなんとか頑張れそうです。
ゆっくり休んで、どうか健康に気をつけて成長を見守ってね。
おじいちゃん、おばあちゃん。
ありがとう。
名前
うめこの体験談
・初産で産前2週間前〜産後1ヶ月までの1.5ヶ月里帰り
・約2ヶ月分の生活費として5万円とお手紙を準備
・里帰り初日、夫から「妻をよろしくお願いします」と渡してもらった
・両親からは「気持ちだけで十分!」と受け取ってもらえなかった
・里帰り最終日に合わせてKALDIで1万円相当の商品とよなよなエール5千円分を準備し感謝の気持ちと一緒に贈った
出産予定日から数えて1ヶ月前に里帰りしたのですが、私の場合37週になってすぐ出産したため予定より短い里帰りとなりました。
里帰りの時期、京都にある私の実家は祖父母、両親、妹の5名で生活していました。
自営業なので日中は祖母に、夕方からは妹も赤ちゃんを一緒に見てくれていました。
夜2〜3時間おきの授乳やオムツ替えは、数日に1回泊まりに来てくれた夫や、赤ちゃんが泣き止まない時は母に手伝ってもらいながら過ごしていました。
現金とお手紙は一緒の封筒に入れ、表書きは”感謝のきもち”としました。
両親は最初手紙だと思って受け取ってくれたのですが、中に現金が入っていたので「準備してくれてありがとう。でも気持ちだけで十分だよ。」と手紙だけ受け取ってくれました。
お金は受け取ってもらえませんでしたが、『ちゃんと考えてくれていることが嬉しい』と感謝の気持ちは伝わったのでよかったです。
しかし里帰りしてみて、家族の協力に本当に助けられ、何もしないのは申し訳ないなと感じました。
普段は買いに行かないお店の美味しいものを贈ったら喜ぶかな?と思い、KALDIのお酒のおつまみ系とお菓子、クラフトビールを贈ることにしました。
祖父母もめずらしい食品に喜んでくれていたし、家族全員で楽しめたと写真が届いたので贈ってよかったです。
まとめ
里帰り出産で帰省を控えている妊婦さんは出産に向けて準備が忙しくなる時期です。
慌ただしく準備をしていると、ついつい身近な両親や実家の家族に対しておろそかになりがちです。
実家とはいえ、世帯は分かれているので大人として感謝のきもちを伝えましょう。
でも自分が生まれ育った家、支えてくれる家族がそばにいてくれることは安心でき、先輩ママがいると頼もしいですよね。
お腹の大きい妊娠後期、無理をせず甘えられる時は甘えゆったり出産までの時間を過ごすことができるといいですね。
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