「出産に向けてコレはやっておくべき!なことが知りたい」
「出産前にやっておけばよかった・・と後悔したことは何?」
「出産のイメトレや、お産が進むようになにかしていたの?」
今回はこんな声にお答えしていきます。
初めての出産を控えている人は、今のうちにやっておくことは何か気になりますよね。
出産前にやっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと、また心の準備についてまとめてみました。
・やりたいこと、やるべきことを書き出しておこう
・出産のイメージトレーニングはおすすめ
・遅くても出産予定日の1ヶ月前には入院準備は終わらせよう
Contents
ママになる前にしたいことをしておこう
出産前は自分の時間をたっぷり楽しめる、ゆったりとした時間を過ごせるチャンスです。
出産後は身体の回復を待たずして、数時間おきの授乳、おむつ、寝かしつけと、ゆっくりする時間がほとんどなくなります。
出産前の今、特にお仕事をしている妊婦さんは産休に入った今、心と身体の余裕のある今のうちにしたいことをしておきましょう。
まずは出産には直接関係のない『”私が”やりたかったこと』をご紹介します。
私が出産前にやって良かったこと(自分編)
・お気に入りのカフェでゆっくり読書する
・行きたかったお店で美味しいケーキを食べる
・焼き肉に行ってお肉の食べおさめ
・アマゾンプライムビデオでドラマや映画をたくさん見る
・映画館で映画を観る
・モノや服の整理、断捨離
・友人と会って美味しいご飯を食べながらおしゃべりする
・夜におでかけ
・ブログ開設のための準備、記事ネタ集め
・出産後の手続きについて調べる
・なんにもしないで一日中家での〜んびりする
やりたいことと言っても、自分以外の人とっては些細なことかもしれません。
でも母親になった今、このリストの中で今実現できるものは2〜3項目だけです。
子供が大きくなれば、また昔のように楽しめる項目もありますがおそらく数年先のことでしょう。
私は、私にとっての『やりたいこと』をやりつくせて満足しています。
出産前にやらなくて後悔したこと(自分編)
・マタニティーフォトを撮れなかった
・美術館や展覧会、誘われていた個展に行けなかった
書き出してみると少ないですね。
というのも、実はやりたいことを短期間でかなり詰め込んだからなんです。
唯一できなかったことが上の2項目で、マタニティーフォトは出産予定日ギリギリの臨月になってから撮りたいと思っていたのですが、37週0日で出産することになり、撮ることができませんでした。
マタニティーフォトにあまり興味がなかった私は、妊娠の記録として毎月のお腹の写真は撮っていませんでしたが、『臨月に大きくなったお腹で記念の写真を撮りたい』とは思っていました。
夫とも「今週末にマタニティーフォトが撮りたいな」「いいね!撮ろう撮ろう!」と電話(私だけ里帰り中)していたその夜、破水しました。
せめて前週に撮っていたら…と後悔しても遅く、結局大きなお腹でしっかりマタニティーフォトは撮れませんでした。残念。
妊娠後期、臨月前からこまめにマタニティーフォトを撮ることをおすすめしておきます。
美術館や個展も、行きたいと予定していた日より先に出産することになったため断念しました。
しかし、やりたいことをほとんど叶えることができたので満足です。
なぜ後悔したことが少ないか(自分編)
なぜやらなくて後悔したことが少ないかというと、産休に入ってからの1.5週間の間にほとんど叶えることができたからです。
34週に産休に入り、楽しみにしていた『自分のやりたいこと』を毎日謳歌していた私。
里帰り先の実家は駅まで遠く、家のまわりも何もない場所なので里帰りをするまでにやりたいこと全部やりつくそう!と意気込んでたのです。
里帰りといっても大阪→京都なので近く、37週頃に実家に帰ろうかなと思っていました。
それまでは京都の産院まで1時間かけて自宅から通院するつもりでいたのです。
しかし、産休に入った34週の検診を受けた里帰り先の産院で切迫早産気味だと言われなるべく早く里帰りするようアドバイスをもらい、結局35週半ばで里帰りすることになりました。
その日も1時間かけて自宅から通院していることを伝えるとびっくりされ、やめたほうがいいと言われました。(というか少し怒られました)
里帰りが早まるなら、おしゃれなカフェや夜のおでかけなどは産休に入ってから1.5週間の中でやらないと叶えられない!
大阪にいる時にしかできないことを優先して叶え、ブログ準備やのんびりゆっくりすること、ドラマや映画・漫画を見ることを実家に帰ってから楽しむことで後悔なく産休中の自分時間を過ごすことができました。
出産準備は早めにやらなきゃ後悔する
次は『産む』ことについてのやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことをご紹介します。
はじめに言いたいのは、出産関係の準備は本当に早めに済ませるべきということ。
出産準備は、ベビーグッズや入院準備の他に心と身体の準備も入っています。
出産前にやっておいてよかったこと(出産編)
・ベビーグッズや入院グッズを従姉妹に借りれた
・出産前に赤ちゃん本舗で買い物
・産休後から始めた毎日1時間散歩
・産休後から始めた1日3回スクワット
・深呼吸の練習
・生むことについてゆっくり考える時間をもった
・出産のイメージトレーニング
・毎日お腹の赤ちゃんに話しかけ、出産のイメトレ伝授
・陣痛が痛くても「痛い」と口にはせず、深呼吸に集中
・助産師さんのアドバイスや掛け声をしっかり聞いて実践
私はベビーグッズや入院グッズを購入する前に、2児の母である従姉妹に相談したところ、いろいろなモノを借りることができました。
購入すると結構お金がかかるので、借りることができたのは良かったです。
出産への心の準備については後ほど詳しく書きますね。
出産前にやっておけばよかったと後悔したこと(出産編)
・早めの入院準備
・出産の立ち会いして欲しい人にお願いをする
赤ちゃんグッズや入院グッズを準備するのが遅く、破水してからドタバタと入院準備(あるものをカバンに突っ込むだけしかできませんでした)をするハメになった私からのアドバイスです。
赤ちゃん本舗でベビー用品を購入した3日後、私は出産しました。
当然準備などできておらず後悔しました。
入院中にチャイルドシートを購入したり、実家に赤ちゃんを迎え入れる準備を夫や実家の家族にすべて頼ることになってしまったのです。
ですので、ベビー用品や入院の準備は妊娠後期になったらリストアップし、遅くとも出産予定日の1ヶ月前には完了しておくと安心ですよ。
出産前、夫は出産立会いせず実母が立会ってくれる予定でした。(と思っていました)
夫は血が苦手だということ、また私も恥ずかしい姿をあまり見せたくないと考えたからです。
しかし、母に「出産の時、立ち会ってね。」とお願いをする間もなく出産を迎えてしまったので、なんと、母は仕事だからと分娩室に移動する際帰ってしまったのです。
夫に「夫くんがきてくれたからバトンタッチね。」と言っていたらしく、夫も私もびっくり。
バトンを託された夫は出産立会いをしてくれ、結果的には夫も「立会いできてよかった。頑張ってくれてありがとう。」と言ってくれたので良かったものの、母にしっかり伝えなかった反省は残りました。
出産へ向けた心の準備
出産についての情報に振り回され、私は出産に対して恐怖や不安ばかりが募っていました。
しかし、産むことについてゆっくり考え、出産を具体的にイメトレすることで出産に対する恐怖心や不安感をできる限り軽減し、突然の破水でも「大丈夫」と自信を持って出産することができました。
出産に向けた心の準備をどのようにしていたのかを紹介します。
深呼吸の練習
妊娠後期から深呼吸の練習を時々していました。産休に入ってからは毎夜リラックス時間として深呼吸の練習を取り入れていました。
鼻から吸って、口から吐く。
これだけ。
深呼吸をしっかりすることで、リラックスでき陣痛を和らげてくれる効果があるそうです。
陣痛中に息をとめてしまうと、赤ちゃんに酸素が行き渡らなく危険なので、ママは深呼吸をし続けることが大事です。
深呼吸なんて練習しなくてもできる、と私も考えていましたが、陣痛間隔が3分を切ったくらいから本当に深呼吸し続けるのが辛くなってきます。
息を止めずに、吸って、吐いて、声が出てもいいから吸って、吐いて。
「お腹から出てくる赤ちゃんの方が痛くて辛いんだ。呼吸は絶対にやめられない!赤ちゃんがんばれ〜!」と思いながら深呼吸できたのは、しっかり練習していたからだと思います。
出産のイメージトレーニング(イメジェリー)
出産のイメージトレーニングを調べていたら『イメジェリー』という言葉に出会いました。
私は『オープニングフラワー』という、自分の好きな花が蕾からどんどん開いていって、満開になり咲き誇っている様子を出産と重ねてイメージする方法を何度も想像し練習しました。
子宮口が開くまでのイメージトレーニングとして有効でした。
赤ちゃんに話しかけ出産イメージを共有する
「そんなこと意味あるの?」と言われそうですが、私が出産に向けて、そして出産中にやってよかったと感じたことです。
妊娠中は何度もお腹の中の赤ちゃんに声をかけていた私。
産休に入ってからは、出産のイメージやそれぞれの役割をお腹の赤ちゃんに話しかけて共有していました。
「ママは深呼吸とリラックスすることに集中するから、安心して赤ちゃんも出てきてね。」
「今は真っ暗な部屋の中にいるけど、出てくる時は光に向かって進んでくるんだよ。」
「クルクル回りながら降りてきて、スルンと生まれてきてね。」
「あと◯日したら、いつでも生まれてきていいんだよ。だから、赤ちゃんの外に出てきたいタイミングで出てきてね。」
など、出産のイメージをしながら、深呼吸の練習もしながら話しかけていました。
お腹に手を当てているとポコポコ、ぐにゅぐにゅ赤ちゃんが返事をしてくれているようで嬉しかったのを覚えています。
37週0日になった深夜、お休み前に「今日から、いつでも好きな時に生まれてきていいんだよ〜。ママも赤ちゃんに会えるのを楽しみにしてるね。待ってるね。」と声をかけて寝ようとした瞬間破水しました。
偶然かもしれませんが、「え!いつでもって言ったけどもう出てきたいんだね!」って驚きました。
陣痛中も「赤ちゃんの準備が整ったらいつでも降りてきていいんだよ。光に向かって進んで、最後はクルクル、スルン!だよ〜」と声をかけていました。
自分を落ち着かせているだけのようですが、不思議にもそうやって赤ちゃんが頑張っているイメージが浮かんで、出産を乗り切ることができたと思います。
少し気恥ずかしいかもしれませんが、自分と赤ちゃんだけの世界なのでぜひお腹の中の赤ちゃんにもっと声をかけてあげてください。
医師や助産師さんの言葉を聞き実践する
出産は孤独ではありません。
出産に立ち会っている全員がチームとして頑張るものだと思います。
・産婦人科医
・助産師さん
・看護師さん
…赤ちゃんが無事出てこれるようサポートする
・立ち会ってくれる人
…安心や勇気をあげる
・私(ママ)
…深呼吸しリラックス、身体の力をぬく
・子宮さん
…子宮を収縮し出産しやすいよう促す
・赤ちゃん
…光に向かって進み外の世界に出る
それぞれ役割や担当があり、みんながひとつになって協力することで元気な赤ちゃんが誕生するんだと、出産を経て感じました。
その中で私はリラックスして深呼吸することが役割です。
でも陣痛は痛いし、呼吸もうまくできなくなってきます。
そんな時は陣痛時からずっと声掛けをしてくれる助産師さんや、分娩時に赤ちゃんを取り上げてくれるお医者さんのアドバイスや掛け声をしっかり聞き実践する、これに集中しました。
医師や助産師さんの言葉はお産をスムーズに進めるのにとても重要なことだと感じます。
おかげさまで、本格的な陣痛がきてから3時間、分娩時間20分で出産することができました。
医師からは「安産だったね。今日生まれないと思っていたよ〜」と言われたので、スムーズに出産できた私は幸運でした。
何度も呼吸を先導してくれたり、褒めてモチベーションを保ってくれていた医師や助産師さんに感謝しています。
まとめ
出産前は自分の時間をたっぷり楽しめる、ゆったりとした時間を過ごせるチャンスです。
やりたいことは些細なことでもやっておくと、後で後悔しないので自分のために何をするべきかを考える時間を作ってみてください。
まずはやりたいこと、やるべきことを書き出してみてください。
そこから優先順位をつけて叶えていくことで後悔なく出産にのぞむことができますよ。
出産前の貴重な時間を有意義に活用できますように、参考にしていただければ幸いです。
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